鈴本ヤンデレ研究所

ヤンデレ童話とかレビューとか

支配されたい。自称S以外に。

f:id:arkyork:20160901021657j:plain


こういうシチュエーションよくないですか!? 共感してくれる方はいらっしゃいませんか!?

そんな気持ちで書いてみました。




ではさっそく。
少し変わった趣味を私は持っていて、細かいんですが心から尊敬できる男性(女性)に弱みを握られ、それをネタに脅され、支配されるシチュエーションにドキドキします。きゃー。



ただし相手は「心から尊敬できる男性」限定です。

勘違い自称ドS男とはヤンデレと刃物振り回し基地外女ほどの隔たりがあります。誤解のなきよう。





さて今回は、心から(ryと自称(ryの違いがいまいちわからない方のために、こんなシチュエーションで考えてみます。


リアルであなたを知っている先輩に、自身が運営しているブログの管理人(もしくはツイッターアカウントなど)の正体を知られてしまう。

あなたを呼び出し「これって○○だよね?」と訊く先輩。青ざめるあなた。「ヤンデレとか好きなんだ。しかもこんな趣味まで暴露してるし。意外だな」などと追い打ちをかけられ、黙って俯くことしかできない。



さてこの後の展開、勘違い自称ドS男が相手の場合はこうなります。


自称「これ、同じサークルの人にバレたら○○どうなるんだろうね? きっと変態って罵られて、友達からも避けられることになるだろうな〜」

女「そ、そんな……困ります」

自称「(ニヤニヤ)黙っててほしい?」

女「は、はい。お願いです……」

自称「そうか。でももちろん、タダっていうわけにはいかない……よな?(暗黒微笑)」

女「わかってます。何でもしますから……」



自称「ふーん。だったらお前……俺の女になれよ(壁ドン)」







(・-・)






(・-・)これ何が面白いんだろう……






なんか自分で書いといて、脚本・演出:勘違い自称ドS男のつまらん芝居に無理やり付き合わされた気分です。
こういう男が少女漫画の中で「今日からお前は俺のペットだ」とかいう薄ら寒い台詞を吐いちゃうんですよ。こんなこと現実世界で言われたら訴訟ものです。男が先輩ならセクハラモラハラパワハラの全てに該当しそうです。

恐ろしいのは、現実の男性でも似たような思考回路を持つ人がいるってことです。「俺Sだから」とか言っちゃうタイプ。
いやサドを自称するだけなら別にいいんですけど「(俺Sだから)命令とかするけど、(俺Sだから、Sのプライドが許さないから)従えよ」って無言の圧力掛けながら脅し(っぽいこと)をされると正直扱いに困ります。こういう人ほどメンタル弱いですし。従わなかったとき面倒くさいし。かといって従ったらつけ上がるし。もう。


声を大にして言いたい。
本当にSなら有無を言わせず相手に従わせてみせろ。


(`・ω・´){俺のペットになれよ(オレカッコイイ‼︎
(´・ω・`*){はい!ペットです!わんわん


なんて言ってても、相手に


(´・ω・`)。。(俺のペットになれよ、なんてノリノリで言っといて断られるとかダサすぎるよね……

(´・ω・`)。。(それに「嫌です」とか言ったら逆ギレされそう……面倒くさい感じに拗ねられそう……

(´・ω・`)。。(……一応言うこときいといた方がいいのかな……なんか可哀想だし……


このように気を遣わせている場合がひっじょおおおおおに多いです。これでは半人前どころかトーシローです。あの本当、止めてください。お願いします。
※少女漫画のヒーローがこれで許されてるのは、ヒロインが彼のそういうところに好意を持っているからです。あと読者のニーズです






脱線しました。私は自称Sさんに説教したいわけではないんです。

相手に気を遣わせるトーシローとは違い、本気で「従わなきゃヤバい」と思わせてくれて且つ普段は心から尊敬できる男性(以下「プロ」と呼びます)の場合を紹介します。
実況付きで。



プロ「せっかくだから、みんなに教えてあげてもいい?」

女「駄目です」

プロ「えー。別によくない?」

女「絶対に黙っててください」

プロ「いや面白いし、みんなも受け入れてくれると思うけどな」

女「私が嫌です。本当にお願いなんで秘密にしてください」




プロはこの辺りで女がわりと本気で嫌がっていることに気づきます
それと同時に、この女のどうしようもない性癖?にも多分気づいています。「ブログの正体をバラされるのは嫌なんだろうけど、他人に無理やり嫌なことをされるっていう状況自体はキライじゃないんだろうな〜」みたいな。




プロ「じゃあみんなに黙ってる代わり、何か奢ってよ。今日の晩飯とか」

女「嫌ですよ。なんでそんなことしないといけないんですか」

プロ「じゃ、言うよ?

女「だから、いくら黙っててもらうからって、晩ご飯なんて奢る義理ないです」




現時点、女はプロを舐めてます。(どうせバラして嫌われる勇気なんてない、自称S男なんでしょ。知ってる)とか思っていますね。あらあら。晩ご飯さえ奢っておけば、恐らくプロは黙ってくれていたはずなのに。
この辺りでプロに動きが出てきます。




プロ(ケータイを弄る

女「……? メールですか?」

プロ「うん、◎◎に送っといたから。ブログのURLと管理人の本名」

女「えっ」

プロ「まああいつなら引かないでしょ」

女(唖然とする)

プロ「だって夕飯奢ってくれないって言うから」

女「い、いやいや……だからって本当にバラしますか?」

プロ「俺ちゃんと言ったよね。黙ってる代わりに晩飯奢ってって。じゃなきゃ言うよ? って」

女「……」

プロ「じゃあバラしてもいいって思うじゃん」



ポイントは3つ。
  • プロの求める見返りが小さいこと
  • 前もって「見返りを貰えなければ要求は無視する」とはっきり宣言しておくこと
  • 一度目の要求無視のときは、相手にとっての被害が少なくなるようにすること
自称Sの見返りが「俺の女になれよ」だったのに対し、プロの見返りは「晩ご飯奢って」。圧倒的にプロの見返りの方が小さいです。
宣言は自称Sも一応やってますが、プロに比べるとわかりにくい。
自称Sは「きっと変態って罵られて、友達からも避けられることになるだろうな〜」と発言していることからもわかるように、バラした際の被害の大きさを初めから強調しています。対してプロは、恐らく女のブログに引かないであろう友人を選んでバラしているわけです。一度目は。

プロは本気でバラすつもりらしい。それがわかったこの辺から、女の様子がおかしくなります。私だったら(この人になら全てを支配されてもいい)って思い始めているところです。




女「……ごめんなさい。晩ご飯奢るんで、これ以上はバラさないでくだ……」

プロ「あ、もういいよ。なんか意外とお腹すいてないし」

女「え、でも……」

プロ「喉乾いたなー。炭酸飲みたい」

女「……」




女は自販機に向かって駆けていきました。



プロ「ありがと。じゃ、△△には黙っとくな」

女「ありがとうございます(ほっ」

プロ「××(スピーカー=バレたらまずい相手)に言ったら面白そう」

女「!?」

プロ「なんて送ろうかな」

女「や、やっぱり晩ご飯奢りますよ?」

プロ「いや、それはもういいから

女「……じゃあ、どうしたら

プロ「そういえばさ、お前と長話してたせいでもう終電ないんだよね」

女「え?」

プロ「下宿だよね? 泊めてよ

女「……」

プロ「駄目なの?

女「……わかりました」




おかしいですね。
初めは「晩ご飯」という小さな代償で「全ての人に黙っている」という大きな見返りを貰える約束のはずでした。
ところがいつの間にか、「家に泊める」という大きな代償で「××にだけは黙っている」という小さな見返りを貰う約束にすり替わっています

プロは計算でやっています。が、恐らく女は気づいていません。




さて、もう一度言います。声を大にして言います。

本当にSなら有無を言わせず相手に従わせてみせろ。


以上、自分で書いておきながら上の文章のシチュエーションにドキドキしている鈴本でした。きゃー。